その名は「ゴースト」。
昨日は祖母の8回目の命日で、午後からお寺さんが来る事になっていた。
午前中、街に出る事が有り、帰りに祖母の写真の横に祖母が生前最も愛した花であるトルコ桔梗を飾ろうと、お花屋さんに行った。
その店は屋号が無く、ドラえもんのジャイアンの母ちゃんみたいな少し怖そうなマダムが一人で営む店であるが、予めアレンジされた花や単品の花が整然とディスプレイされ、単品の花に至ってはきちんと名前が表示されている。
カーネーションが数種類有り、一つは「メーガン」、
トルコ桔梗は「海の青」という具合に。
私は濃い紫色のミニサイズのトルコ桔梗を選んだが、店の最も日当たりの良い所に白地に極めて淡い紫色の斑の入った変わったチューリップが目に付いた。
その名は「ゴースト」。
うーん。幽霊か😶
地味で儚いからか⁇
でも、幽幻とか、朧とか、幻とか、霞とか、もっとマシなネーミングは無かったのか⁇
個人的には菊やデンファレに合いそうで扱いやすそうな入れ合いの良いチューリップであると思う。
しかし、ネーミングから、亡き祖母に捧げるには少し失礼かと思い、今回は遠慮しておいた。
又会おう、「ゴースト」。