人生の棚卸し。

気が付けばアラフィフ。

しかも独身子無し、非正規雇用

数年前に既婚の子持ちで正社員の元友人に

「独身者が既婚の私と同じ土俵に立つな」

「いつまでも独身で浮ついて夢ばかり見ているおばさん」

と馬鹿にされ、手切れになった事も有ったな。

 

正直、結婚については全く浮いた話が出なかった訳では無かったが、相手を横取りされたり、嫌いなタイプの異性に好かれたり、ストーカー被害に遭ったりと散々である。

 

大昔、派遣社員として自動車メーカーの事務員をしていた時に、メカニックの係長に

「おめえ、いつまで一人でいる気か?下手したら無縁仏ぞ?」

と言われた時は「はいはい」と適当に流しておいたが、時の流れが砂時計よりも川のせせらぎよりも遥かに速く、華厳の滝かナイアガラの滝並みの速さではなかろうか。

人生百年時代と言われる中、気が付くと「ヤバい」年齢になっており、係長の今や心配だか揶揄いなのか謎の言葉も現実味を帯びて来た。

 

可愛いと言われても痛々しい年齢だし、今更婚活しても詐欺師かヒモ候補か、ヒマな爺さんしかいやしないだろう。嫌だ嫌だ、冗談じゃないよ、全くもう。

 

かと言ってこのまま黙って朽ち果てるのも癪じゃない?どうよ、あたし!!

…という訳で、幼少期から好きだった事、得意だった事、上達しなかったもののやはり好きな事、本当はしたかった事を全て遠慮無く、他人に笑われようと気にせずにノートに書いてみた。

 

いやー、凄いね‼︎

私の「引き出し」の中、びっしりだわ。

特に料理系、手芸系、海外文化や語学系、お花やお茶、特定の種類の犬が飼いたいと言う願望迄。

 

そしたら、プチプラ、しかも良い塩梅のサイズと可愛い顔立ちをしたその種類の犬の可愛いぬいぐるみに出会えて、今は私の部屋に。

不思議と、この子が来てから失業を回避出来たり、自販機でお釣りを多く得たり、英語の勉強が捗ったり、職場にお弁当を作って持参する様になったりして、生活が整い出してビックリ。

しかも、派遣会社のいい加減な責任者、臨機応変な対応の出来ない経理課に一喝してしまう有様。我ながら「怖え…」。

今は新しい派遣先にまだ入りたてで生活リズムに乗るのがやっとなので、落ち着いたら久々にかぎ針編みを再開して、長年放置してしまった刺し子刺繍も仕上げよう。

 

え?恋??

たまーーーに妙齢の馬鹿ップルを見ると

「おええっ🤢🤮」

だしね…。

どうせなら、夫婦漫才みたいな間柄か、フェアな関係でいやらしく無い間柄、虐めやDVなんて論外な平和的な間柄が望ましいな。

鬼滅の刃の槇寿郎さんと瑠火さん、小芭内さんと蜜璃ちゃん、芋たこ南京の町子さんと先生みたいな関係、最高だと思うなあ。

贅沢⁇